ロシアによる軍事侵攻が続くウクライナのセルギー・コルスンスキー駐日大使が4月6日、文科省に末松信介文科相を表敬訪問した。
大臣官房国際課によると、末松文科相は大使の訪問に歓迎の意を表した後、衆参両院でロシアに対する非難決議を行ったことを伝えたという。さらに「ウクライナから日本に避難してこられた方々に対して、日本語教育や子供たちの就学をはじめとして、積極的に支援していく」と述べた。
これに対して大使からは避難民への支援に感謝する旨の発言があり、その上で、日本語の教育や就学へのさらなる支援の期待表明があった。
また大使からは、日本経済大学や長崎大学でウクライナ人学生の受け入れが進んでいることについても謝意が示された。加えて日本の大学において、ウクライナ語の教育を充実させてほしいという趣旨の話もあった。
末松文科相は、大使からの発言に対して「こちらとしてもしっかり進めていきたい」と応じたという。
江戸時代の教育学者、細井平洲の言葉に「人の子を教育するは菊好きの菊を作る様にはすまじく、百姓の菜大根を作る様にすべきこと」というものがある。菊好きは、理想的な好みの形を目指して育てる。百姓は形や大きさにかかわらず「おいしくなあれ」と育てる。最近は、自身が「菊好き」なのでは、と悩む先生たちによく出会う。菊好きから百姓への転換の難しさも、非常に多く見聞きする。
伝統的なカトリック系ミッションスクールだった宇都宮海星女子学院中学・高校は、2023年度に星の杜中学・高校として生まれ変わった。世界10都市以上で海外留学を経験できる制度の導入など積極的にグローバル教育に取り組み、入学希望者も年々増加するなど注目を集めている。また、24年度には全国の私立中学・高校12校とコンソーシアムを立ち上げ、国内留学などの連携も始めた。これらの施策を推進する小野田一樹校長に、学校改革の現状や、私学を中心としたこれからの学校教育の在り方などを聞いた。
広告ブロック機能を検知しました。
このサイトを利用するには、広告ブロック機能(ブラウザの機能拡張等)を無効にしてページを再読み込みしてください