GWの行楽シーズンを前に、消費者庁は4月26日、子どもたちに人気のトランポリンの遊戯施設で事故が続いているとして、注意喚起を行った。初めてトランポリンで遊ぶときは、いきなり高く跳ぶことや宙返りなどの危険な技はしないよう呼び掛けている。
同庁が国民生活センターと運用している「事故情報データバンク」では、2017年1月から今年4月15日までに、トランポリンに関する事故が47件寄せられ、そのうち遊戯施設でのトランポリンの事故は28件を占めている。
同庁では、20年12月にもトランポリンの事故について注意喚起していたが、その後も21年には13件、22年に入ってからは10件と増加傾向が続いている。特に遊戯施設でのトランポリンの事故のうち、5~19歳が事故に遭ったのは11件となっており、骨折などの重傷を負うケースもあった。
こうした状況を踏まえ、同庁はトランポリンで遊ぶときは、1つのトランポリンを1人だけで使うことを徹底し、初めての人はいきなり高く跳んだり、宙返りをしたりといった危険な技はやめること、複数のトランポリンが設置されている施設では、監視員が配置されていて、十分に安全管理が行き届いているかなどを確認するよう求めている。
江戸時代の教育学者、細井平洲の言葉に「人の子を教育するは菊好きの菊を作る様にはすまじく、百姓の菜大根を作る様にすべきこと」というものがある。菊好きは、理想的な好みの形を目指して育てる。百姓は形や大きさにかかわらず「おいしくなあれ」と育てる。最近は、自身が「菊好き」なのでは、と悩む先生たちによく出会う。菊好きから百姓への転換の難しさも、非常に多く見聞きする。
伝統的なカトリック系ミッションスクールだった宇都宮海星女子学院中学・高校は、2023年度に星の杜中学・高校として生まれ変わった。世界10都市以上で海外留学を経験できる制度の導入など積極的にグローバル教育に取り組み、入学希望者も年々増加するなど注目を集めている。また、24年度には全国の私立中学・高校12校とコンソーシアムを立ち上げ、国内留学などの連携も始めた。これらの施策を推進する小野田一樹校長に、学校改革の現状や、私学を中心としたこれからの学校教育の在り方などを聞いた。
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