国際科学オリンピックへの関心を持ってもらおうと、日本科学オリンピック委員会は今月から毎月、小学校高学年から中学生を対象にした生物学、物理学、数学のワークショップを開催する。来年には国際数学オリンピックと国際物理学オリンピックが日本で開催される予定で、これらの国際科学オリンピックへの挑戦意欲を高めてもらえたらと期待を寄せる。
ワークショップは6月から11月の毎月第4日曜日、午後2時~午後3時を予定しており、オンラインでの参加のほか、東京都渋谷区にある「こども科学センター・ハチラボ」で直接受講することもできる。
例えば、7月24日に行われる生物学の「『のぞいてみよう!合成生物学の世界』~DNAって何だろう?何ができるの?~」では、2020年国際生物学オリンピックで金メダルを獲得した東京大学2年生の末松万宙さんが担当するなど、いずれも講師は国際科学オリンピックのOBや指導者が講師を務める。
プログラムなどの詳細はHPで確認できる。
江戸時代の教育学者、細井平洲の言葉に「人の子を教育するは菊好きの菊を作る様にはすまじく、百姓の菜大根を作る様にすべきこと」というものがある。菊好きは、理想的な好みの形を目指して育てる。百姓は形や大きさにかかわらず「おいしくなあれ」と育てる。最近は、自身が「菊好き」なのでは、と悩む先生たちによく出会う。菊好きから百姓への転換の難しさも、非常に多く見聞きする。
伝統的なカトリック系ミッションスクールだった宇都宮海星女子学院中学・高校は、2023年度に星の杜中学・高校として生まれ変わった。世界10都市以上で海外留学を経験できる制度の導入など積極的にグローバル教育に取り組み、入学希望者も年々増加するなど注目を集めている。また、24年度には全国の私立中学・高校12校とコンソーシアムを立ち上げ、国内留学などの連携も始めた。これらの施策を推進する小野田一樹校長に、学校改革の現状や、私学を中心としたこれからの学校教育の在り方などを聞いた。
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