「『熱中症ゼロへ』プロジェクト」を推進している日本気象協会は7月21日、熱中症に注意すべき場所を子ども自身が見つけ、自ら予防・対策につなげられるようにと「熱中症ハザードマップ」を公開した。通学路など身近な場所のオリジナルの熱中症ハザードマップを作成することもできる。
ハザードマップには、学校などの建物や屋外で過ごす人の様子が描かれており、マップの余白に注意すべきことや予防策を書き込むことで、どんな場所でどんな行動をしていると、熱中症のリスクが高いかを子どもが考えられるようになっている。
これ以外にオリジナルのハザードマップを作成できる自由記入シートもあるため、ハザードマップで学んだ後に、自分の住む地域で、暑さから身を守れる場所や大人に助けを求められる場所を具体的に考える活動に発展させることも可能で、家庭や学校での防災教育のほか、自由研究として取り組むことなどを想定している。
熱中症ハザードマップは、同プロジェクトHPからダウンロードできる。
江戸時代の教育学者、細井平洲の言葉に「人の子を教育するは菊好きの菊を作る様にはすまじく、百姓の菜大根を作る様にすべきこと」というものがある。菊好きは、理想的な好みの形を目指して育てる。百姓は形や大きさにかかわらず「おいしくなあれ」と育てる。最近は、自身が「菊好き」なのでは、と悩む先生たちによく出会う。菊好きから百姓への転換の難しさも、非常に多く見聞きする。
伝統的なカトリック系ミッションスクールだった宇都宮海星女子学院中学・高校は、2023年度に星の杜中学・高校として生まれ変わった。世界10都市以上で海外留学を経験できる制度の導入など積極的にグローバル教育に取り組み、入学希望者も年々増加するなど注目を集めている。また、24年度には全国の私立中学・高校12校とコンソーシアムを立ち上げ、国内留学などの連携も始めた。これらの施策を推進する小野田一樹校長に、学校改革の現状や、私学を中心としたこれからの学校教育の在り方などを聞いた。
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