PTAの会議でオンラインミーティング 全体の4割以上が活用

PTAの会議でオンラインミーティング 全体の4割以上が活用
【協賛企画】
広 告

 全国のPTA役員経験者435人を対象にした「PTA活動に関する意識調査」をこのほど、コミュニケーションツール「LINE WORKS」を提供するワークスモバイルジャパンが実施した。調査結果によると、PTA組織の運営において非効率だと思うことは「会議のために学校に行く事」が48.0%で、最も多い結果となった。一方、すでに42.5%がPTAの会議でオンラインミーティングを活用していることが分かった。オンラインミーティング活用者の50.9%が「効率的なPTA活動ができている」と回答し、オフラインのみで会議をする人より17.8ポイント多い結果となった。

 所属するPTA組織の運営において非効率だと思うことを聞いたところ、1位の「会議のために学校に行く事」に続き、2〜6位は僅差で「PTA一般会員への連絡・通達(情報共有)」が35.9%、「お便りや議事録などの紙資料の作成・印刷」35.6%、「会議やPTA活動の日程調整」35.2%、「PTA役員・委員同士のコミュニケーション」34.7%、「次期PTAへの引き継ぎ」34.3%と続いた。

 会議方法を聞いたところ、57.5%が「学校でのオフライン開催」と回答。一方、33.3%が「オフラインとオンラインの両方で行う」、9.2%が「全てオンライン開催」と回答し、合わせて42.5%がオンラインミーティングを活用していることが分かった。

 また、「PTA会議でオンラインミーティングを活用している」と回答した人のうち、90.3%がそのメリットを感じており、具体的には「会議の日程調整がしやすい」が47.0%で最も多く、次いで「参加できない罪悪感を感じなくて済む」が37.8%、「情報共有が早い」が35.1%だった。

 効率的に活動できていると思うかを聞いたところ、オンラインミーティング活用者のうち、6.5%が「とても効率的」、16.8%が「効率的」、27.6%が「やや効率的」と回答し、合わせて50.9%が「効率的なPTA活動ができている」と答えた。対して、オフラインのみで会議をする人では、4.8%が「とても効率的」、10.0%が「効率的」、18.3%が「やや効率的」と回答し、「効率的なPTA活動ができている」と答えたのは合わせて33.1%で、オンラインミーティング活用者と比較して17.8ポイントの差があった。

 LINE WORKSでは2021年より、PTAやNPO法人をはじめとする非営利団体の活動支援を目的として「非営利団体向け特別プラン」を提供。同調査は7月22日から25日にかけて、全国の直近3年間にPTA組織の役員に従事していた 435人を対象にインターネットで行った。

広 告
広 告