教員の精神疾患による長期休職者の改善が10年以上見られない中、「教職員のメンタルヘルスプロジェクト」が10月19日にオンラインで開いたセミナーで、「メンタルヘルステクノロジーズ」の刀禰(とね)真之介社長は「仕事の量と質が大きく変化している教員がメンタルヘルスの不調に陥らないためには、ストレスから自分自身を守ることが何より重要」と指摘。精神面のセルフケアにおいて最も効果的なのは、睡眠の質を上げることだと強調しました。また長時間労働が問題になっている教員においては、職場や家族以外のコミュニティーがない人も少なくないとし、職場や家族以外に自分が心地いいと思えるコミュニティー「サードプレイス」(第3の居場所)を見つけて、意識的に参加することも勧めました。(参照記事:睡眠と第3の居場所確保を 教員のメンタルヘルスでセミナー)
あなたは、睡眠と第3の居場所を確保できていますか?
江戸時代の教育学者、細井平洲の言葉に「人の子を教育するは菊好きの菊を作る様にはすまじく、百姓の菜大根を作る様にすべきこと」というものがある。菊好きは、理想的な好みの形を目指して育てる。百姓は形や大きさにかかわらず「おいしくなあれ」と育てる。最近は、自身が「菊好き」なのでは、と悩む先生たちによく出会う。菊好きから百姓への転換の難しさも、非常に多く見聞きする。
伝統的なカトリック系ミッションスクールだった宇都宮海星女子学院中学・高校は、2023年度に星の杜中学・高校として生まれ変わった。世界10都市以上で海外留学を経験できる制度の導入など積極的にグローバル教育に取り組み、入学希望者も年々増加するなど注目を集めている。また、24年度には全国の私立中学・高校12校とコンソーシアムを立ち上げ、国内留学などの連携も始めた。これらの施策を推進する小野田一樹校長に、学校改革の現状や、私学を中心としたこれからの学校教育の在り方などを聞いた。
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