来年度から3年間を改革集中期間と位置付けて行われる、公立中学校における休日の部活動の地域移行に関して、一部メディアが対応を見直すと報じたことについて、永岡桂子文科相は12月16日、「2023年度からスタート」と閣議後会見で明言し、予定通り進める意向を改めて明らかにしました。
「地域によって指導者や施設の確保が難しい」「保護者の経済的負担が重くなる」などの懸念が自治体や学校関係者から相次いだとして、一部メディアが対応を見直すと報じましたが、永岡文科相は会見で「少子化の中で、子供たちが継続してスポーツや文化に親しむ機会を確保するため」と説明した上で、「来年度以降の部活動の地域移行に関する取り組み、これはしっかりと進める」と予定通り進めていく意向を示しました。(参照記事:部活動の地域移行“見直し”報道も 文科相「来年度スタート」)
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江戸時代の教育学者、細井平洲の言葉に「人の子を教育するは菊好きの菊を作る様にはすまじく、百姓の菜大根を作る様にすべきこと」というものがある。菊好きは、理想的な好みの形を目指して育てる。百姓は形や大きさにかかわらず「おいしくなあれ」と育てる。最近は、自身が「菊好き」なのでは、と悩む先生たちによく出会う。菊好きから百姓への転換の難しさも、非常に多く見聞きする。
伝統的なカトリック系ミッションスクールだった宇都宮海星女子学院中学・高校は、2023年度に星の杜中学・高校として生まれ変わった。世界10都市以上で海外留学を経験できる制度の導入など積極的にグローバル教育に取り組み、入学希望者も年々増加するなど注目を集めている。また、24年度には全国の私立中学・高校12校とコンソーシアムを立ち上げ、国内留学などの連携も始めた。これらの施策を推進する小野田一樹校長に、学校改革の現状や、私学を中心としたこれからの学校教育の在り方などを聞いた。
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