2021年度の公立学校教職員の精神疾患による病気休職者数は5897人(0.64%)で、過去最多だったことが、文科省が12月26日に公表した人事行政状況調査で明らかになりました。
10年以上、改善の兆しが見えない教員の「こころの健康」を巡る対策について、学校現場や専門家からは人員不足の解消や安心して休養できる体制整備を求める声が上がっています。また文科省もメンタルヘルス対策を進めるため、来年度から新たなモデル事業を始めるとしています。(参照記事:精神疾患による教員の休職や休暇が過去最多 若い世代ほど高い割合 、 教員のメンタルヘルス対策の改善へ 文科省が来年度から新事業)
あなたの学校では、教員のメンタルヘルスのための対策を何かしていますか?
江戸時代の教育学者、細井平洲の言葉に「人の子を教育するは菊好きの菊を作る様にはすまじく、百姓の菜大根を作る様にすべきこと」というものがある。菊好きは、理想的な好みの形を目指して育てる。百姓は形や大きさにかかわらず「おいしくなあれ」と育てる。最近は、自身が「菊好き」なのでは、と悩む先生たちによく出会う。菊好きから百姓への転換の難しさも、非常に多く見聞きする。
伝統的なカトリック系ミッションスクールだった宇都宮海星女子学院中学・高校は、2023年度に星の杜中学・高校として生まれ変わった。世界10都市以上で海外留学を経験できる制度の導入など積極的にグローバル教育に取り組み、入学希望者も年々増加するなど注目を集めている。また、24年度には全国の私立中学・高校12校とコンソーシアムを立ち上げ、国内留学などの連携も始めた。これらの施策を推進する小野田一樹校長に、学校改革の現状や、私学を中心としたこれからの学校教育の在り方などを聞いた。
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