小学校で独自に少人数学級施策を展開している山梨県は1月4日、2023年度から3年生で、24年度から4年生で、新たに25人学級を実施することを決めました。同県では21年度から小学1年生で、22年度からは2年生で25人学級を導入しており、昨年12月に同県の「少人数教育推進検討委員会」が小学3年生以上についても、「可能であれば25人学級の推進が望まれる」と結論付けた報告書を提出したことや、学校現場からの要望を受け、25人学級の学年を広げる方針を決めました。
こうした少人数教育の拡充に関して、同県では年間最大で9億円程度の経費が見込まれるものの、少子化で徐々に減少していくと試算しています。(参照記事:山梨県独自の25人学級 24年度までに小3・小4にも拡大へ)
あなたは、学級の適正規模は何人くらいだと思いますか?
江戸時代の教育学者、細井平洲の言葉に「人の子を教育するは菊好きの菊を作る様にはすまじく、百姓の菜大根を作る様にすべきこと」というものがある。菊好きは、理想的な好みの形を目指して育てる。百姓は形や大きさにかかわらず「おいしくなあれ」と育てる。最近は、自身が「菊好き」なのでは、と悩む先生たちによく出会う。菊好きから百姓への転換の難しさも、非常に多く見聞きする。
伝統的なカトリック系ミッションスクールだった宇都宮海星女子学院中学・高校は、2023年度に星の杜中学・高校として生まれ変わった。世界10都市以上で海外留学を経験できる制度の導入など積極的にグローバル教育に取り組み、入学希望者も年々増加するなど注目を集めている。また、24年度には全国の私立中学・高校12校とコンソーシアムを立ち上げ、国内留学などの連携も始めた。これらの施策を推進する小野田一樹校長に、学校改革の現状や、私学を中心としたこれからの学校教育の在り方などを聞いた。
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