学校給食で好きなメニュー 子ども・保護者ともに最多は…

学校給食で好きなメニュー 子ども・保護者ともに最多は…
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 全国学校給食週間を前に、教科書を発行する光村図書出版は1月16日、小中学生の子どもとその保護者に給食についてのアンケートを行った。給食で好きなメニューを聞くと、最も多かったのは子どもも保護者も共通で、あの“おなじみの料理”だった。

 同調査は、昨年11月9~10日に小学生の子どもがいる保護者335人と、中学生の保護者165人にインターネットで行った。子どもの答えは保護者が聞き取りの上で回答。1月24~30日が、学校給食の意義や役割について理解を深める全国学校給食週間に当たるのにちなんで実施した。

 給食の時間を子どもがどう捉えているかでは、小学生の54.6%、中学生の43.0%が「好き」と回答。「どちらかといえば好き」も含めると、小学生の91.0%、中学生の80.0%が給食の時間を楽しみにしていることが分かった。

 好きな給食のメニューを複数選択で聞いたところ、小中学生、保護者ともに1位はカレーライス、2位は揚げパンだった。

 保護者に対して忘れられない給食のメニューを自由記述で尋ねると「わかめご飯が出たときに、余ったわかめご飯で先生がおにぎりを作ってくれたこと」(埼玉県30代男性)、「思い出というよりも、学校で食べたカレーの味に卒業後に巡り合えた事がないので、二度と食べる事のできない思い出の味になってしまった」(東京都40代女性)、「ソフト麺を使用した汁物。だいたい汁が足りなくなるので、どうやってもたせようか考えながら食べていた」(埼玉県40代女性)など、給食を懐かしむエピソードが多数寄せられた。

 また、千葉県や茨城県などの家庭でよく出される「ピーナッツみそ」やエビ、アサリ、ニンジン、タマネギなどが入ったミルクスープベースの麦入り炊き込みご飯「たけちゃんマンライス」など、特定の時代や地域に限定された一品も挙げられた。

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