大学入試センターは1月25日、今月14・15日に行われた大学入学共通テストで、新型コロナウイルスへの感染のため追試験の受験を許可された受験生が1833人に上ったと発表した。前年度より1620人増加した。また新型コロナウイルスの濃厚接触者で、試験当日の受験要件を満たさず、追試験に回った受験生も305人(前年度比53人増)いた。
同センターの発表によると、今月28・29日に実施を予定している追試験の受験を許可されたのは全国で3893人となり、うち疾病・負傷によるものが3560人、事故などによるものが333人だった。
試験当日に、休養室などで健康状態チェックリストによる症状確認を行った体調不良者は1162人で、前年度より144人増加した。うち、追試験を申請した受験生は500人で、同82人増加した。無症状の濃厚接触者で、別室受験をした者は412人で、同92人増加した。
「正規の試験時間を確保しなかった」などの理由で、再試験の対象者となったのは全国で6試験場・393人となり、うち68人が再試験の受験を希望した。
江戸時代の教育学者、細井平洲の言葉に「人の子を教育するは菊好きの菊を作る様にはすまじく、百姓の菜大根を作る様にすべきこと」というものがある。菊好きは、理想的な好みの形を目指して育てる。百姓は形や大きさにかかわらず「おいしくなあれ」と育てる。最近は、自身が「菊好き」なのでは、と悩む先生たちによく出会う。菊好きから百姓への転換の難しさも、非常に多く見聞きする。
伝統的なカトリック系ミッションスクールだった宇都宮海星女子学院中学・高校は、2023年度に星の杜中学・高校として生まれ変わった。世界10都市以上で海外留学を経験できる制度の導入など積極的にグローバル教育に取り組み、入学希望者も年々増加するなど注目を集めている。また、24年度には全国の私立中学・高校12校とコンソーシアムを立ち上げ、国内留学などの連携も始めた。これらの施策を推進する小野田一樹校長に、学校改革の現状や、私学を中心としたこれからの学校教育の在り方などを聞いた。
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