【共通テスト】コロナ感染で追試験1833人 前年度から大幅増

【共通テスト】コロナ感染で追試験1833人 前年度から大幅増
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 大学入試センターは1月25日、今月14・15日に行われた大学入学共通テストで、新型コロナウイルスへの感染のため追試験の受験を許可された受験生が1833人に上ったと発表した。前年度より1620人増加した。また新型コロナウイルスの濃厚接触者で、試験当日の受験要件を満たさず、追試験に回った受験生も305人(前年度比53人増)いた。

 同センターの発表によると、今月28・29日に実施を予定している追試験の受験を許可されたのは全国で3893人となり、うち疾病・負傷によるものが3560人、事故などによるものが333人だった。

 試験当日に、休養室などで健康状態チェックリストによる症状確認を行った体調不良者は1162人で、前年度より144人増加した。うち、追試験を申請した受験生は500人で、同82人増加した。無症状の濃厚接触者で、別室受験をした者は412人で、同92人増加した。

 「正規の試験時間を確保しなかった」などの理由で、再試験の対象者となったのは全国で6試験場・393人となり、うち68人が再試験の受験を希望した。

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