2022年度の教職員団体への加入率が29.2%となり、前年度と比べ1.2ポイント下がったことが3月3日、文科省の「教職員団体への加入状況に関する調査」で明らかになった。教職員全体の加入率の低下は1976年以降47年連続。新採用教職員の加入率は22.9%で、前年度より0.5ポイント下がった。
団体別に加入者数を見ると▽日本教職員組合(日教組) 20万4407人(前年度比7011人減)▽全日本教職員組合(全教) 2万8629人(同2292人減)▽日本高等学校教職員組合(日高教) 7260人(同270人減)▽全日本教職員連盟(全日教連) 1万7078人(同1178人減)▽全国教育管理職員団体協議会 3676人(同63人減)▽その他 3万5804人(同1765人減)。非加入は71万8650人で、前年度と比べ9971人増加した。
新採用の教職員では▽日教組 6687人(同253人減)▽全教 394人(同2人減)▽日高教 137人(5人減)▽全日教連 512人(同88人減)▽その他 883人(同44人増)。非加入は2万9049人で、前年度と比べ158人減少した。
同調査は1958年から毎年実施しており、大学と高等専門学校を除く公立学校に勤務する、再任用教職員を含む全ての常勤教職員を対象にしている。調査時点は毎年10月1日。