小中高の不登校児童生徒数が2021年度に約30万人と過去最多を更新する中、文科省は3月31日、全ての不登校の児童生徒が「学びたいと思ったときに学べる環境を整える」ことを目標とする不登校対策を取りまとめ、都道府県・政令市の教育長などに通知しました。通知では、不登校になった児童生徒が自宅でICT端末を使ってオンラインで配信された授業を受けた場合、指導要録上の出席扱いとするとともに、進学への影響などを考慮して学習評価を行い、その結果を成績評価に反映するよう求めました。(参照記事:自宅でのオンライン授業「成績評価に反映」 不登校対策で文科省)
あなたは、不登校の児童生徒が自宅でオンライン授業を受けた場合、成績評価に反映することに賛成ですか?
江戸時代の教育学者、細井平洲の言葉に「人の子を教育するは菊好きの菊を作る様にはすまじく、百姓の菜大根を作る様にすべきこと」というものがある。菊好きは、理想的な好みの形を目指して育てる。百姓は形や大きさにかかわらず「おいしくなあれ」と育てる。最近は、自身が「菊好き」なのでは、と悩む先生たちによく出会う。菊好きから百姓への転換の難しさも、非常に多く見聞きする。
伝統的なカトリック系ミッションスクールだった宇都宮海星女子学院中学・高校は、2023年度に星の杜中学・高校として生まれ変わった。世界10都市以上で海外留学を経験できる制度の導入など積極的にグローバル教育に取り組み、入学希望者も年々増加するなど注目を集めている。また、24年度には全国の私立中学・高校12校とコンソーシアムを立ち上げ、国内留学などの連携も始めた。これらの施策を推進する小野田一樹校長に、学校改革の現状や、私学を中心としたこれからの学校教育の在り方などを聞いた。
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