「こどもまんなか社会」の実現をミッションに、こども政策の司令塔となるこども家庭庁が4月から発足しました。
これに先立ち、小倉将信こども政策担当相は3月末に、岸田文雄首相が掲げる「異次元の少子化対策」のたたき台として、今後3年間に集中して取り組むべき優先施策をまとめた「こども・子育て支援加速化プラン(加速化プラン)」を示すなど、少子化対策をはじめ、こども家庭庁が他省庁と連携して推進していくこども政策は多岐にわたります。(参照記事:子どもの権利の教育を継続的に こども家庭庁の渡辺長官)
あなたは、こども家庭庁の施策の中で、何に最も期待しますか?
江戸時代の教育学者、細井平洲の言葉に「人の子を教育するは菊好きの菊を作る様にはすまじく、百姓の菜大根を作る様にすべきこと」というものがある。菊好きは、理想的な好みの形を目指して育てる。百姓は形や大きさにかかわらず「おいしくなあれ」と育てる。最近は、自身が「菊好き」なのでは、と悩む先生たちによく出会う。菊好きから百姓への転換の難しさも、非常に多く見聞きする。
伝統的なカトリック系ミッションスクールだった宇都宮海星女子学院中学・高校は、2023年度に星の杜中学・高校として生まれ変わった。世界10都市以上で海外留学を経験できる制度の導入など積極的にグローバル教育に取り組み、入学希望者も年々増加するなど注目を集めている。また、24年度には全国の私立中学・高校12校とコンソーシアムを立ち上げ、国内留学などの連携も始めた。これらの施策を推進する小野田一樹校長に、学校改革の現状や、私学を中心としたこれからの学校教育の在り方などを聞いた。
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