【教員×投票】教科担任制と学級担任制 どちらが合っている?

【教員×投票】教科担任制と学級担任制 どちらが合っている?
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 文科省は4月20日、公立小中学校の授業時数や個に応じた指導の実施状況などをまとめた「教育課程の編成・実施状況調査」の結果を公表しました。2022年度から本格的に導入された小学校高学年の教科担任制は、現行の学習指導要領が全面実施される前の18年度と比べ、全ての教科で実施割合が拡大。文科省が優先的に専科指導の対象とする4教科(外国語・算数・体育・理科)を見ると、理科が小学校5年生で62.1%、6年生で65.4%、外国語が小学校5年生で47.8%、6年生で48.9%と高く、算数や体育では10~20%台と低いなど、教科によりばらつきがあったものの、いずれの教科でも改善が見られました。

 同調査では、複数の教師が協力して行う指導(ティーム・ティーチング)で実施するもの、別の学級・学年の教員が実施するもの、中学校・高校の教員が兼務して実施するもの、非常勤講師が実施するものなど、さまざまな形態による教科担任制の実施状況を調査。各教科等の一部のみの場合や、年度途中から導入する場合も、実施しているものと見なしています。

 文科省の担当者はこの結果について、「本格実施初年度の計画で、優先して専科指導の対象とすべき教科全てで実施の割合が増加しており、順調に伸びている。ここから4年程度をかけ、段階的に進めていきたい」と評価しています。(参照記事:小学校の教科担任制が拡大 小5理科62.1%、外国語47.8%)。

 あなたは、小学校高学年においては教科担任制と学級担任制、どちらが合っていると思いますか?

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