社会にイノベーションをもたらす人材育成が求められるとして、東京商工会議所がこのほど、産業界・地域、学校が連携してアントレプレナーシップ教育(起業家教育)に取り組む環境づくりに向けた意見書を発表しました。日本ではアントレプレナーシップ教育は大学を中心に行われているとし、小、中、高校を対象に発達段階に応じたプログラムが必要だと指摘。学習指導要領でもアントレプレナーシップ教育を明確に位置付け、各教科と連携したカリキュラムや教育コンテンツを国が提供すべきだと提言しています。(参照記事:小学校から起業家教育、指導要領に 東京商工会議所が提言)。
あなたは、アントレプレナーシップ教育を学習指導要領に明確に位置付けることに賛成ですか?
江戸時代の教育学者、細井平洲の言葉に「人の子を教育するは菊好きの菊を作る様にはすまじく、百姓の菜大根を作る様にすべきこと」というものがある。菊好きは、理想的な好みの形を目指して育てる。百姓は形や大きさにかかわらず「おいしくなあれ」と育てる。最近は、自身が「菊好き」なのでは、と悩む先生たちによく出会う。菊好きから百姓への転換の難しさも、非常に多く見聞きする。
伝統的なカトリック系ミッションスクールだった宇都宮海星女子学院中学・高校は、2023年度に星の杜中学・高校として生まれ変わった。世界10都市以上で海外留学を経験できる制度の導入など積極的にグローバル教育に取り組み、入学希望者も年々増加するなど注目を集めている。また、24年度には全国の私立中学・高校12校とコンソーシアムを立ち上げ、国内留学などの連携も始めた。これらの施策を推進する小野田一樹校長に、学校改革の現状や、私学を中心としたこれからの学校教育の在り方などを聞いた。
広告ブロック機能を検知しました。
このサイトを利用するには、広告ブロック機能(ブラウザの機能拡張等)を無効にしてページを再読み込みしてください