政府が6月7日に示した「経済財政運営と改革の基本方針2023」(骨太の方針)の原案で、GIGAスクール端末の更新費用の在り方が示されなかったことを受け、永岡桂子文科相は9日の閣議後会見で、「構想は国が主導して進めてきたもので、『令和の日本型学校教育』の基盤になるものだと考えている。必要な内容がしっかりと盛り込まれるように調整にあたってまいりたい」と述べ、国費負担の明記を目指す考えを示しました。
早ければ25年度に端末の更新時期を迎える自治体もあり、その費用を国が負担するよう求める声が地方から上がっています。これに対し、政府が7日に示した骨太の方針の原案は、端末更新を見据えながら、家庭環境や利活用状況、教員の指導力のばらつきを解消していく方針を示す一方、更新費用の負担に関する考え方は明記しませんでした。(参照記事:「GIGAスクール端末の更新、国主導で」 永岡文科相)。
あなたは、GIGAスクール端末の更新費用を国が負担すべきだと思いますか?
江戸時代の教育学者、細井平洲の言葉に「人の子を教育するは菊好きの菊を作る様にはすまじく、百姓の菜大根を作る様にすべきこと」というものがある。菊好きは、理想的な好みの形を目指して育てる。百姓は形や大きさにかかわらず「おいしくなあれ」と育てる。最近は、自身が「菊好き」なのでは、と悩む先生たちによく出会う。菊好きから百姓への転換の難しさも、非常に多く見聞きする。
伝統的なカトリック系ミッションスクールだった宇都宮海星女子学院中学・高校は、2023年度に星の杜中学・高校として生まれ変わった。世界10都市以上で海外留学を経験できる制度の導入など積極的にグローバル教育に取り組み、入学希望者も年々増加するなど注目を集めている。また、24年度には全国の私立中学・高校12校とコンソーシアムを立ち上げ、国内留学などの連携も始めた。これらの施策を推進する小野田一樹校長に、学校改革の現状や、私学を中心としたこれからの学校教育の在り方などを聞いた。
広告ブロック機能を検知しました。
このサイトを利用するには、広告ブロック機能(ブラウザの機能拡張等)を無効にしてページを再読み込みしてください