環境教育等促進法に基づく基本方針の改定に向けて、環境教育等推進専門家会議が6月29日に初会合を開きました。環境省が2021年3月に教員などの教育関係者1000人を抽出してインターネット上で実施した意識調査の結果によると、教員の半数ほどはESD(持続可能な開発のための教育)や環境教育の実施に対して意欲が高い傾向にあるものの、地域や企業との連携、授業時間の確保、教材の準備などが課題として挙がっています。
専門家会議の初会合でも、教員の負担を抜本的に減らしていくことや、支援のアプローチ方法を考える必要性が指摘されました(参照記事:環境教育の専門家会議が初会合 教員の負担軽減も論点に)。
あなた自身は、環境教育に対する意欲と負担をどう感じていますか?
江戸時代の教育学者、細井平洲の言葉に「人の子を教育するは菊好きの菊を作る様にはすまじく、百姓の菜大根を作る様にすべきこと」というものがある。菊好きは、理想的な好みの形を目指して育てる。百姓は形や大きさにかかわらず「おいしくなあれ」と育てる。最近は、自身が「菊好き」なのでは、と悩む先生たちによく出会う。菊好きから百姓への転換の難しさも、非常に多く見聞きする。
伝統的なカトリック系ミッションスクールだった宇都宮海星女子学院中学・高校は、2023年度に星の杜中学・高校として生まれ変わった。世界10都市以上で海外留学を経験できる制度の導入など積極的にグローバル教育に取り組み、入学希望者も年々増加するなど注目を集めている。また、24年度には全国の私立中学・高校12校とコンソーシアムを立ち上げ、国内留学などの連携も始めた。これらの施策を推進する小野田一樹校長に、学校改革の現状や、私学を中心としたこれからの学校教育の在り方などを聞いた。
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