国民からの投票結果を踏まえ、こども家庭庁は7月24日、子育て家庭やこどもにやさしい社会づくりのための意識改革として用いる「こどもまんなかマーク」を発表した。マークはこどもまんなか社会の実現に向けて、こども家庭庁を中心に展開するこどもまんなかアクションで用いられるほか、アクションの趣旨に賛同する事業者などが、使用を申請することもできる。
「こどもまんなかマーク」はA~Dの4つの図案について、6月6~30日まで一般投票を実施。7263票のうち、半数を超える3935票を獲得したA案が採用されることになった。
A案はこどもやこどもを取り巻く人たちの多様性、元気や明るさをカラフルな色調で表現。シンプルで分かりやすく、読みやすいデザインとなっている。
こども家庭庁では、地域や企業などで子育て家庭がさまざまなサービスを気兼ねなく利用できるように手助けしたり、こどもの最善の利益を尊重するこどもまんなかアクションを展開したりしていく上で、このマークを活用していく方針で、申請を行えば趣旨に賛同する自治体や事業者などがマークを利用することもできる。
江戸時代の教育学者、細井平洲の言葉に「人の子を教育するは菊好きの菊を作る様にはすまじく、百姓の菜大根を作る様にすべきこと」というものがある。菊好きは、理想的な好みの形を目指して育てる。百姓は形や大きさにかかわらず「おいしくなあれ」と育てる。最近は、自身が「菊好き」なのでは、と悩む先生たちによく出会う。菊好きから百姓への転換の難しさも、非常に多く見聞きする。
伝統的なカトリック系ミッションスクールだった宇都宮海星女子学院中学・高校は、2023年度に星の杜中学・高校として生まれ変わった。世界10都市以上で海外留学を経験できる制度の導入など積極的にグローバル教育に取り組み、入学希望者も年々増加するなど注目を集めている。また、24年度には全国の私立中学・高校12校とコンソーシアムを立ち上げ、国内留学などの連携も始めた。これらの施策を推進する小野田一樹校長に、学校改革の現状や、私学を中心としたこれからの学校教育の在り方などを聞いた。
広告ブロック機能を検知しました。
このサイトを利用するには、広告ブロック機能(ブラウザの機能拡張等)を無効にしてページを再読み込みしてください