第2次岸田再改造内閣の発足に伴い、文科省で9月19日、新旧副大臣・大臣政務官の事務引き継ぎと職員へのあいさつが行われた。15日の閣議で副大臣・大臣政務官人事が決定され、文科副大臣に青山周平氏(教育、スポーツ担当)=自民=、今枝宗一郎氏(科学技術・学術、文化担当)=同=が、大臣政務官には安江伸夫氏(教育、スポーツ担当)=公明=、大臣政務官兼復興大臣政務官には山田太郎氏(科学技術・学術、文化担当)=自民=が、それぞれ就任した。
教育とスポーツを担当する青山副大臣は、職員に向けたあいさつで「簗(和生・前)副大臣からは、教員のなり手不足に対してしっかりと解決に向けて動くこと、部活動の地域移行もいよいよ始まるので、しっかりと成し遂げること、またタブレット、ICTの更新の時期になるので、これもしっかりとやってほしいということ、また不登校の子たちが増えているので、こういったところにしっかりとアクセスしてほしいという話があった。しっかりと引き継いで仕事をしてまいりたい」と述べた。
また科学技術・学術と文化を担当する今枝副大臣は15歳の時、経済的に困難を抱えた先輩のために奨学金の募金活動をした経験を語り、「それ以来、給付型奨学金の実現や拡充には、非常に思いを持っていた。子育て負担の軽減、給食費の無償化も異次元の少子化対策の検討事項に入ってきた中で、私も側面からしっかりサポートしたい」と語った。
それぞれのプロフィールは次の通り。