岸田政権の内閣改造に伴い、文科相が永岡桂子氏から盛山正仁氏に交代しました。盛山文科相は9月15日の閣議後記者会見で、公立学校の教員の勤務状況について「依然として長時間勤務が多い」との認識を示し、「引き続き(負担軽減に向けた)取り組みを加速していかなければならない」と「働き方改革」の推進に意欲を示しました。(教員の「働き方改革」加速に意欲 盛山新文科相)
あなたは、盛山新文科相には、どのような課題に最も注力してもらいたいですか?
江戸時代の教育学者、細井平洲の言葉に「人の子を教育するは菊好きの菊を作る様にはすまじく、百姓の菜大根を作る様にすべきこと」というものがある。菊好きは、理想的な好みの形を目指して育てる。百姓は形や大きさにかかわらず「おいしくなあれ」と育てる。最近は、自身が「菊好き」なのでは、と悩む先生たちによく出会う。菊好きから百姓への転換の難しさも、非常に多く見聞きする。
伝統的なカトリック系ミッションスクールだった宇都宮海星女子学院中学・高校は、2023年度に星の杜中学・高校として生まれ変わった。世界10都市以上で海外留学を経験できる制度の導入など積極的にグローバル教育に取り組み、入学希望者も年々増加するなど注目を集めている。また、24年度には全国の私立中学・高校12校とコンソーシアムを立ち上げ、国内留学などの連携も始めた。これらの施策を推進する小野田一樹校長に、学校改革の現状や、私学を中心としたこれからの学校教育の在り方などを聞いた。
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