日本の青少年が選ぶ2023年の「好きなスポーツ選手」のトップに、米大リーグのエンゼルスで打者と投手の「二刀流」で活躍し、日本人初の本塁打王となった大谷翔平選手が輝いたことが10月2日、笹川スポーツ財団の調査で明らかとなった。大谷選手は19年、21年、23年と3回連続の1位獲得で、中でも今回の23年調査では得票率が22.3%と、02年以降過去最高だった。
調査は23年6月24日~7月21日に、全国の市区町村の在住する12~21歳の男女3000人に質問紙で実施。1495人が回答した。
その結果、1位は3回連続で大谷翔平選手が輝いた。笹川スポーツ財団では、3月に開催されたワールド・ベースボール・クラシックでの日本の優勝に貢献したことや、エンゼルスでの投打の活躍ぶりが結果に反映されたとみている。
また、2位はイングランドのプレミアリーグ所属の「ブライトン・アンド・ホーヴ・アルビオン FC」で活躍する三苫薫選手。昨年開催されたFIFAワールドカップカタール大会でも、日本代表の中心メンバーとして、予選リーグ突破の躍進に貢献したことも記憶に新しい。
江戸時代の教育学者、細井平洲の言葉に「人の子を教育するは菊好きの菊を作る様にはすまじく、百姓の菜大根を作る様にすべきこと」というものがある。菊好きは、理想的な好みの形を目指して育てる。百姓は形や大きさにかかわらず「おいしくなあれ」と育てる。最近は、自身が「菊好き」なのでは、と悩む先生たちによく出会う。菊好きから百姓への転換の難しさも、非常に多く見聞きする。
伝統的なカトリック系ミッションスクールだった宇都宮海星女子学院中学・高校は、2023年度に星の杜中学・高校として生まれ変わった。世界10都市以上で海外留学を経験できる制度の導入など積極的にグローバル教育に取り組み、入学希望者も年々増加するなど注目を集めている。また、24年度には全国の私立中学・高校12校とコンソーシアムを立ち上げ、国内留学などの連携も始めた。これらの施策を推進する小野田一樹校長に、学校改革の現状や、私学を中心としたこれからの学校教育の在り方などを聞いた。
広告ブロック機能を検知しました。
このサイトを利用するには、広告ブロック機能(ブラウザの機能拡張等)を無効にしてページを再読み込みしてください