孤独・孤立を感じやすい年末年始を前に、加藤鮎子孤独・孤立対策担当相は12月8日の閣議後会見で、孤独・孤立に関して政府が試行的に実施している相談窓口である「孤独・孤立相談ダイヤル#9999」を、12月15日から来年1月4日まで実施すると発表した。前回の試行を踏まえ、実施期間をより長くした。18歳以下の子どもたちからの相談にも乗る。
「孤独・孤立相談ダイヤル#9999」は実施期間中は24時間誰でも通話料無料で利用することができ、相談内容に応じて連携している関係団体につなぐ。18歳以下の場合は、チャイルドライン支援センターが応じ、相談に乗りながら情報提供や支援などを行う。
既存の窓口も閉まり、利用者のニーズが高まる年末年始にも対応するため、今回の実施期間は12月15日午前9時から来年1月4日午前9時までとした。
加藤担当相は会見で「年末年始に向けて、今回はクリスマスの時期も含め、家族と共に過ごす方もいれば、そうでない方もいる中で、いろいろ孤独・孤立を感じやすいということで、期間を延ばした」と説明した。
江戸時代の教育学者、細井平洲の言葉に「人の子を教育するは菊好きの菊を作る様にはすまじく、百姓の菜大根を作る様にすべきこと」というものがある。菊好きは、理想的な好みの形を目指して育てる。百姓は形や大きさにかかわらず「おいしくなあれ」と育てる。最近は、自身が「菊好き」なのでは、と悩む先生たちによく出会う。菊好きから百姓への転換の難しさも、非常に多く見聞きする。
伝統的なカトリック系ミッションスクールだった宇都宮海星女子学院中学・高校は、2023年度に星の杜中学・高校として生まれ変わった。世界10都市以上で海外留学を経験できる制度の導入など積極的にグローバル教育に取り組み、入学希望者も年々増加するなど注目を集めている。また、24年度には全国の私立中学・高校12校とコンソーシアムを立ち上げ、国内留学などの連携も始めた。これらの施策を推進する小野田一樹校長に、学校改革の現状や、私学を中心としたこれからの学校教育の在り方などを聞いた。
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