お年玉の平均総額 小学生は増加に転じるも中学生は減少

お年玉の平均総額 小学生は増加に転じるも中学生は減少
iStock.com/JGalione
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 もういくつ寝ると、お正月――。子どもたちが楽しみにしているお年玉について、学研ホールディングスが12月22日に公表した「小学生・中学生白書 小学生・中学生の日常生活に関する調査」によると、2023年にもらったお年玉を合計した総額の平均額は小学生で約2万1000円、中学生で約2万7000円だった。小学生は2年連続の減少から増加に転じた一方で、中学生は20年と比べると1500円以上の低下となった。

小学生・中学生のお年玉の平均総額の推移
小学生・中学生のお年玉の平均総額の推移

 調査は10月27日~11月1日に、小学生の子どもがいる保護者と中学生の子どもがいる保護者にそれぞれ実施。小学生調査では1200人、中学生調査では600人の回答を集計した。

 23年の正月に子どもがもらったお年玉の平均の総額は、小学生が2万1064円、中学生が2万7255円だった。小学生は20年から22年まで減少が続いていたが、23年は22年と比べ1017円増加した。その一方で中学生は20年と比べると1544円減少している。

 また、調査では悩みごとについても聞いた。

 今、悩んでいることがある割合は小学生で41.6%、中学生で60.8%だった。悩んでいる事柄(複数回答)では、学校での友人関係や学習に関すること、学校での教師との関わりが小学生・中学生共に上位3つを占めた。

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