能登半島地震で被災した小中学生の教材について、日本図書教材協会(日図協)と全国図書教材協議会(全図協)は1月17日、被災して使えなくなった減失分を無償提供する方針を発表した。
日図協・全図協によると、対象となるのは能登半島地震で被災した小中学校の児童生徒が授業などで使用していた問題集や資料集などの学習用教材で、地震によって使用できなくなってしまったり、なくしてしまったりした分が対象となる。現地の学校から販売店に必要な分を申請し、それに応じて販売店を通じて無償提供を行う。
担当者によると、避難によって転学し、転学先の学校で必要になった教材についても原則として無償提供するが、教材購入費用を自治体側で負担するといったケースもあるため、具体的な対応については各販売店に確認してほしいという。
日図協は学校で用いられる教材の出版社で構成され、全図協は小中学校の教材を供給する販売店が都道府県ごとに組織している図書教材協会の全国組織。
江戸時代の教育学者、細井平洲の言葉に「人の子を教育するは菊好きの菊を作る様にはすまじく、百姓の菜大根を作る様にすべきこと」というものがある。菊好きは、理想的な好みの形を目指して育てる。百姓は形や大きさにかかわらず「おいしくなあれ」と育てる。最近は、自身が「菊好き」なのでは、と悩む先生たちによく出会う。菊好きから百姓への転換の難しさも、非常に多く見聞きする。
伝統的なカトリック系ミッションスクールだった宇都宮海星女子学院中学・高校は、2023年度に星の杜中学・高校として生まれ変わった。世界10都市以上で海外留学を経験できる制度の導入など積極的にグローバル教育に取り組み、入学希望者も年々増加するなど注目を集めている。また、24年度には全国の私立中学・高校12校とコンソーシアムを立ち上げ、国内留学などの連携も始めた。これらの施策を推進する小野田一樹校長に、学校改革の現状や、私学を中心としたこれからの学校教育の在り方などを聞いた。
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