東大を目指したきっかけ 1割は親や親族に卒業生を挙げる

東大を目指したきっかけ 1割は親や親族に卒業生を挙げる
iStock.com/wnmkm
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 東京大学家庭教師サークルをルーツに持ち、学校向けの放課後学習支援事業を展開しているトモノカイはこのほど、東大生に行った東大受験に関するアンケートの結果を公表した。6割が大学入学前に現役の東大生と交流した経験があり、3割以上は、そうした現役東大生との触れ合いが東大を目指したきっかけとなっていた。その一方で、東大を目指した理由の中には、家族や親族に東大卒がいたことを挙げた人も1割ほどいた。

 アンケートは1月18~20日に、同社の教育系アルバイト紹介サイトに登録し、学習塾や学校での指導や家庭教師などのアルバイト経験がある大学院生を含む東大生を対象に実施した。男性192人、女性108人の回答を集計した。

 その結果、59.7%が東大入学前に現役東大生と交流したことがあると回答。東大を目指したきっかけを聞いたところ、最も多かったのは「学校や塾の先生、家庭教師に勧められた、影響を受けた」(31.8%)で、次いで「中学や高校でOB・OGなど(家族・親族以外の)現役東大生と交流する機会があった」(16.8%)や「東大のオープンキャンパスに行った」(15.7%)が続くなど、現役東大生との触れ合いがきっかけとなっている人が多くいた。「家族や親族に東大卒がいた」は9.8%、「ドラマなどテレビに出ている現役/OB・OGの東大生を見た」は5.2%だった。

東大を目指したきっかけ
東大を目指したきっかけ


 東大を本格的に目指し始めた時期は、80.7%が高校生、11.7%が中学生だった。

 入試前日に行ったことを複数回答で聞いたところ、最も多かったのは「長時間の睡眠をとった」(125人)で、次いで「試験会場の下見や会場近くで前泊をした」(114人)など、他の大学の入試前日に受験生が行っていることと大きくは変わらないようだった。

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