ヤングケアラーの啓発と支援 東京都が新サイトを公開

ヤングケアラーの啓発と支援 東京都が新サイトを公開
公開された「ヤングケアラーのひろば」(ベータ版)で配信されているオリジナルアニメ=東京都提供
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 ヤングケアラーの支援に向けて、東京都はこのほど、新たなホームページ「ヤングケアラーのひろば」を公開した。公開されたのはベータ版で、ユーザーアンケートを実施するなどして、より活用しやすいものにしていく。当事者の声から歌詞をつくったオリジナル楽曲を入れたアニメーション動画などのコンテンツで、ヤングケアラーへの理解にもつなげていく。

 これまでも東京都ではヤングケアラーに関する情報発信は行ってきたが、福祉や教育などの部局ごとに分かれていたため、部局を横断する統一のホームページをつくることにした。

 その「ヤングケアラーのひろば」では、ヤングケアラー当事者に向けたメッセージや相談に乗ってくれる人、相談できる窓口や団体をイラストで紹介したり、ヤングケアラーや元ヤングケアラーによるワークショップで集めた言葉を発信したりしている。

 また、ヤングケアラーを理解してもらうため、当事者の話を基にした歌詞によるオリジナル楽曲を使ったアニメーション動画もある。

 「ヤングケアラーのひろば」はベータ版で、2月26日までユーザーアンケートを実施。今年度中に正式公開する。

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