ヤングケアラーの支援に向けて、東京都はこのほど、新たなホームページ「ヤングケアラーのひろば」を公開した。公開されたのはベータ版で、ユーザーアンケートを実施するなどして、より活用しやすいものにしていく。当事者の声から歌詞をつくったオリジナル楽曲を入れたアニメーション動画などのコンテンツで、ヤングケアラーへの理解にもつなげていく。
これまでも東京都ではヤングケアラーに関する情報発信は行ってきたが、福祉や教育などの部局ごとに分かれていたため、部局を横断する統一のホームページをつくることにした。
その「ヤングケアラーのひろば」では、ヤングケアラー当事者に向けたメッセージや相談に乗ってくれる人、相談できる窓口や団体をイラストで紹介したり、ヤングケアラーや元ヤングケアラーによるワークショップで集めた言葉を発信したりしている。
また、ヤングケアラーを理解してもらうため、当事者の話を基にした歌詞によるオリジナル楽曲を使ったアニメーション動画もある。
「ヤングケアラーのひろば」はベータ版で、2月26日までユーザーアンケートを実施。今年度中に正式公開する。
江戸時代の教育学者、細井平洲の言葉に「人の子を教育するは菊好きの菊を作る様にはすまじく、百姓の菜大根を作る様にすべきこと」というものがある。菊好きは、理想的な好みの形を目指して育てる。百姓は形や大きさにかかわらず「おいしくなあれ」と育てる。最近は、自身が「菊好き」なのでは、と悩む先生たちによく出会う。菊好きから百姓への転換の難しさも、非常に多く見聞きする。
伝統的なカトリック系ミッションスクールだった宇都宮海星女子学院中学・高校は、2023年度に星の杜中学・高校として生まれ変わった。世界10都市以上で海外留学を経験できる制度の導入など積極的にグローバル教育に取り組み、入学希望者も年々増加するなど注目を集めている。また、24年度には全国の私立中学・高校12校とコンソーシアムを立ち上げ、国内留学などの連携も始めた。これらの施策を推進する小野田一樹校長に、学校改革の現状や、私学を中心としたこれからの学校教育の在り方などを聞いた。
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