子どもの権利を学ぶ体験型サイト 日本ユニセフ協会が公開

子どもの権利を学ぶ体験型サイト 日本ユニセフ協会が公開
子どもの権利などを体験的に学べるウェブサイト「ユニセフハウス・スタディ」=提供:日本ユニセフ協会
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 世界各地の子どもたちが置かれている現状や子どもの権利について関心を持ってもらおうと、日本ユニセフ協会はこのほど、東京都港区にある同協会の展示施設「ユニセフハウス」のコンテンツを完全デジタル化したウェブサイト「ユニセフハウス・スタディ」をオープンした。学校や家庭のデジタル端末から世界の子どもたちと「出会える」をコンセプトに、ゲームやクイズなどを通して、紛争や貧困、災害などの危機に直面している世界の子どもたちの状況や、子どもの権利について学べる。

 2022年10月にリニューアルした「ユニセフハウス」は現在、年間約1万人の来館者があるが、同協会ではより気軽に「ユニセフハウス」のコンテンツを体験してもらおうと「ユニセフハウス・スタディ」を開設した。

 「ユニセフハウス・スタディ」は3つのゾーンに分かれ、「たべる」「あそぶ」「まなぶ」など全ての子どもにとって大切な5つの動詞を基に、多様な個性の尊重について考えるコーナーや、長時間かけて水くみをするエチオピアの子ども、紛争で片足を失った子どもなど、7人の子どもたちを事例にした動画やストーリーを見られるコンテンツがある。「Google Earth」を活用したゲームやクイズなども充実しており、子どもたちが置かれている厳しい現状を知るとともに、全ての子どもが生まれながらに持っている「子どもの権利」を自分事として考えられる内容となっている。

 「ユニセフハウス・スタディ」は同協会ウェブサイトで見ることができる。

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