ミニこいのぼり手に園児ら笑顔 こども家庭庁「掲揚式」

ミニこいのぼり手に園児ら笑顔 こども家庭庁「掲揚式」
加藤担当相や琴ノ若関らが園児たちにミニこいのぼりをプレゼント=撮影:水野拓昌
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 5月5日の「こどもの日」から始まる「児童福祉週間」や5月を中心とした「春のこどもまんなか月間」に先立ち、東京・霞が関のこども家庭庁共用大会議室で4月22日、「こいのぼり掲揚式」が開かれた。屋外での開催予定だったが、あいにくの小雨模様のため、招かれた保育園児たちをはじめ参加者が会議室の壁にこいのぼりを掲出した。園児たちはプレゼントされたミニこいのぼりを手に童謡『こいのぼり』を合唱して、明るい笑顔を見せていた。

壁にミニこいのぼりを貼る園児たち=撮影:水野拓昌
壁にミニこいのぼりを貼る園児たち=撮影:水野拓昌

 この掲揚式は子どもたちの健やかな成長と発達を願い、1958年から開かれている。新型コロナウイルス感染拡大の影響で実施を見送った年もあったが、昨年、4年ぶりに開催。この日の掲揚式には、加藤鮎子こども政策担当相、渡辺由美子こども家庭庁長官をはじめ、大相撲で大関に昇進した琴ノ若関、タレントで東京海洋大学客員教授のさかなクン、日本鯉のぼり協会の渡辺要市会長らが参加した。東京都江東区の城東保育園の園児21人、亀戸第二保育園の園児21人には、ミニこいのぼりがプレゼントされ、こどもまんなか応援サポーターでもある熊本県のキャラクター「くまモン」も登場して園児たちを喜ばせた。

 また、今年度の児童福祉週間標語の最優秀作品「すきなこと どんどんふやして おおきくなあれ」を作った、香川県の加藤共泰さんに賞状などが授与された。加藤担当相は「みんなが未来に向かってわくわくするような標語。また、皆さんが元気いっぱいに貼ってくれたので、こいのぼりも元気に泳いでいる。皆さんも大きく元気に育って」と園児らに呼び掛けた。

 掲揚式の後、園児たちはくまモンと記念撮影をしたり、さかなクンからコイや魚類の解説を聞いたりして楽しんだ。こいのぼりはこども家庭庁近くの新霞が関ビル前広場に5月11日まで掲揚される。

 

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