文科省の「今後の教育課程、学習指導及び学習評価等の在り方に関する有識者検討会」で、次期学習指導要領の改訂を見据えた議論が始まっている。これまで学習指導要領は、ほぼ10年おきに改訂されてきたが、現行の学習指導要領下では、コロナ禍や1人1台端末の整備、部活動の外部移行など、社会の変化を踏まえた大きな動きが既にいくつも起こっている。こうした状況を踏まえ、次期学習指導要領はどうあるべきか。ここまでの議論を、厳選した5本の記事で深掘りしていこう。
●6月の検討会では、各教科の目標・内容の示し方について議論
●4月の検討会では、評価に関する意見も
●全日中新会長は「学校現場の声を文科省に届けていきたい」
「次期学習指導要領へ、意見打ち出す時期」 全日中・青海新会長
●影響はこんなところでも?
●中教審のキーパーソンが語る、「次期」の前に理解しておきたいこと
学習指導要領 すっかり分かった気になっていないか(奈須正裕)
【訂正】中教審の「今後の教育課程、学習指導及び学習評価等の在り方に関する有識者検討会」は、正しくは文科省の「今後の教育課程、学習指導及び学習評価等の在り方に関する有識者検討会」でした。各見出しにあった「中教審」も、「検討会」に修正しました。