半数近くに見られたい自分像あり 小4~中3への意識調査

半数近くに見られたい自分像あり 小4~中3への意識調査
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 約7割の小中学生が周りから自分がどう見られているか気になっていることがこのほど、博報堂教育財団こども研究所の意識調査で明らかとなった。半数近くの小中学生には、「こんなふうに見られたい」という見られたい自分像があり、具体的にどんなふうに見られたいかでは、「やさしそう」が最も多かった。

 調査は4月28日に、小学4年生から中学3年生の各学年男女50人ずつ、計600人にインターネットでアンケートを実施した。

 自分がどう見られているか、普段からどのくらい気になっているかを尋ねたところ、「すごく気になる」は11.3%、「やや気になる」は29.7%、「どちらかといえば気になる」は30.3%だった。小中学生ともに、男子よりも女子の方が、「気になる」と回答した割合は高かった。

 これらの「気になっている」と答えた子どもに、具体的に誰の目が気になるのかを答えてもらったところ、9割近くが「仲のいい友達」と答えていた。「先生」も8割近くに上った。

 人にどんなふうに見られたいかという像があるかでは、「ある」と答えたのは19.8%、「ややある」は29.7%。全体に対して「見られたい自分」を表す言葉を当てはまるもの全てに回答する形式で聞くと、最も多かったのは「やさしそう」(47.5%)、次いで「明るい」(35.5%)や「親しみやすい」(31.5%)、「面白そう」(30.3%)が続いた。

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