SNSのインスタグラムについて、高校生のユーザーの9割は、いわゆる「鍵垢」と呼ばれる非公開アカウントを持ち、活用していることが、学習管理アプリ「Studyplus」を提供するスタディプラスが10月23日に発表した調査結果で明らかとなった。同じSNSで複数のアカウントを持っている割合も増加していた。
同調査は7月22~26日に、全国の高校1~3年生の「Studyplus」ユーザーに実施。1401人の回答を得た。
SNSで「鍵垢」を持っている割合を見ると、X(旧ツイッター)では71.5%、インスタグラムでは88.3%、TikTokでは69.4%となるなど、「鍵垢」を持っている高校生が多かった(=グラフ)。
SNSごとに持っているアカウントの数を聞くと、LINEは1個が96.8%だったが、インスタグラムではアカウントが1個なのは15.9%に過ぎず、2個(26.1%)や3個(22.0%)など、複数のアカウントを持っている割合の方が高かった。
2022年4月に同社が行ったSNS保有数の調査と比較すると、4~6個のアカウントを持っている割合がどのSNSでも増えており、複数のアカウントを持つことが高校生の間に浸透してきたことが伺えるという。