次期学習指導要領 改訂に向け、子どもたちへの意見聴取を実施

次期学習指導要領 改訂に向け、子どもたちへの意見聴取を実施
iStock.com/FangXiaNuo
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 今後の学習指導要領の改訂に向けた審議に生かしていくため、こども家庭庁と文部科学省は12月24日、小学生から高校生年代の子どもたちを対象に、今後の学校での学びの在り方などについて意見を聴取する「いけんひろば」を、来年1月から開催することを発表した。

 学習指導要領はおよそ10年に1度のペースで改訂されるが、12月25日には今後の学習指導要領の在り方などについて文科大臣が中教審に諮問を行う予定となっている。こども家庭庁と文科省は今後の学習指導要領改訂に向けた審議において、子ども・若者の意見を聞き、政策に反映するため、こども家庭庁が実施している「こども・若者意見反映推進事業(こども若者★いけんぷらす)」の一環として、子どもたちへの意見聴取を行う「いけんひろば」を開催する。

 オンライン会議システムを活用したリアルタイムの意見交換を来年1月27~31日の5日間行うほか、1月14日から2月2日まではアンケートフォームを活用した意見募集を行う。加えて、特別支援学校や学びの多様化学校などに出向いて意見を聞く予定としている。

 意見交換会やアンケートでは、これからの社会を担う子どもたちに対し、「自らが望む人生や社会にするために、学校でどのような学びが大切か」というテーマの下、▽将来の自分・未来の社会について▽学校の授業や教科書について▽先生からの評価・通知表について――の内容について、意見聴取を行う。

 対象は、事前に「こども若者★いけんぷらす」に申し込みをしている、小学1年生から高校3年生年代のうちの希望者。12月25日から「いけんひろば」への募集を開始する。参加費は無料。オンライン会議システムを活用したリアルタイムの意見交換会は、各回定員30人とし、応募者多数の場合は抽選となる。

 問い合わせは「こども若者★いけんぷらす」事務局へ。

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