全中の運営支援で部署新設 菅公学生服が中体連と連携協定

全中の運営支援で部署新設 菅公学生服が中体連と連携協定
連携協定を結んだ中体連と菅公学生服=提供:同社
【協賛企画】
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 日本中学校体育連盟と菅公学生服は4月10日、中体連が主催する全国中学校体育大会(全中)の運営に関して包括連携協定を結んだ。社内に全中の大会運営に関する担当部署を新設し、2027年度の大会から運営面での教員の負担軽減に協力する。

 少子化による部活動の減少や教員の負担増加などにより、全中は持続的な大会運営が課題となっており、中体連は昨年6月、27年度の大会から実施競技を現行の夏季・冬季合わせて20競技から計11競技に大幅に減らす方針を決めている。

 こうした課題の解決に向けて、競技数が見直される27年度の大会に合わせ、さらなる協力を中体連に打診し、連携協定を結ぶことになった。

 同社ではこれまでも特別賛助会員として中体連を支援してきたが、新たに社内に担当部署を設置。持続可能な大会に向けて、さらに強力な支援を行う。

 協定では▽大会開催計画▽競技別運営の支援▽自治体との連携▽協賛の新規契約・継続契約▽広報活動、啓発イベント――などに関することが連携協力内容として盛り込まれている。

 

【キーワード】

全国中学校体育大会 日本中学校体育連盟が主催する中学校の運動部活動の全国大会で、現在は夏季16競技、冬季4競技が行われている。少子化による部活動数の減少や大会運営に携わる教員の負担軽減のため、2027年度の大会から夏冬合わせて11競技に減らす方針を決めている。

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