ルンバ開発企業がプログラミングロボット 教室用機能も

ロボット掃除機「ルンバ」で知られるアイロボットジャパンは1月19日、あらゆる年代に対応したプログラミングロボットを日本で発売し、教育市場に参入すると発表した。アイロボットのコリン・アングルCEOは「ロボットを使って子供たちのプログラミングに対する興味をかき立てていきたい」と意欲を語った。

ホワイトボード上に図形を描けるRoot

同社が2月19日から日本で発売を開始する「Root」(ルート)は、ルンバを小型にしたようなデザインで、磁石を搭載し、教室のホワイトボードなどに張り付けて動かせるのが特徴。

無料でダウンロードできる専用アプリは、動きが描かれたイラストを並べてコーディングするモードや、ビジュアル型プログラミング言語の「スクラッチ」のように、ブロックとテキストを組み合わせてコーディングするモードなど、小学生でも簡単に楽しめるレベルから、本格的なコマンドや構文を打ち込めるテキストプログラミングのモードにまで、学習者のレベルに合わせて切り替えることができ、子供から大人まで幅広い年代で利用できる。プログラムされたRootの動きを再現するシミュレーターも備えており、Root本体がなくてもアプリ上でプログラミングを学べる。

また、中央に付属の水性ペンをセットして図形を描いたり、タブレット端末をコントローラーにして運転したりすることもできる。

記者会見にオンラインで出席したコリン・アングルCEO(オンラインで取材)

Rootのエデュケーションインストラクターとして、各地の学校で授業を行うフューチャーインスティテュート㈱の為田裕行代表取締役社長は「プログラミングがどのように生活と関係しているかを、子供たちが思い描けないことが課題だった。子供たちにとってロボット掃除機は身近な存在で、それとそっくりなRootは、どんな動きや機能がほしいかを考えやすい。見た目もかわいいので、子供たちも動かしてみたいと親しみが持てる」と、その魅力を紹介した。

1月19日にオンラインで開かれた記者会見に出席したコリンCEOは「プログラミングは、子供の明るい将来を約束するスキルだ。増加するニーズを満たすために、われわれはこのRootを開発した。ロボットを使って子供たちのプログラミングに対する興味をかき立てていきたい。プログラミングを学ぶ楽しさを子供たちに知ってほしい」と語った。


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