共通テスト、公民と理科②で得点調整 最大で9点加点

大学入試センターは1月22日、大学入学共通テスト第1日程(16、17日)の公民と理科②の2教科で、得点調整を実施すると発表した。得点調整は2015年の大学入試センター試験以来6年ぶりで、共通1次試験を含めると4回目となる。これに伴い、現代社会、政治・経済、物理、化学の受験生は、得点に応じて最大9点加点される。

得点調整前と後の平均点

同センターが公表した、得点調整前と調整後の平均点は次の通り。

公民は、▽現代社会 調整前:51.96点、調整後:58.40点▽倫理 調整前後:71.96点(調整なし)▽政治・経済 調整前:49.87点、調整後:57.03点。「倫理、政治・経済」は調整対象科目ではない。

理科②は、▽物理 調整前:57.82点、調整後:62.36点▽化学 調整前:51.06点、調整後:57.59点▽生物 調整前後:72.65点(調整なし)。「地学」は受験者が1万人未満のため、調整対象ではない。

また、第1日程の追試験対象者が過去最多の1729人を記録したことを受け、萩生田光一文科相は22日の閣議後会見で、「受験生が追試験の選択をしやすくなったものではないか。追試験会場を、例年の2会場ではなく、全国47都道府県に設置して良かったと感じる」との見解を示した。

濃厚接触者となった受験生の一部が、第1日程までにPCR検査を受けられない事例もあったことに関しては、萩生田文科相は第2日程の受験生は2500人ほどで、第1日程の50万人と比べ少なくなるとした上で、「(第2日程の受験生の中で)濃厚接触の指定をされた受験生がいるとすれば、保健所と連携しながら、速やかに対応してもらえるのではないか。追試験の日程も更に用意してあるので、柔軟な対応で受験生のサポートをしていきたい」と述べた。

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