前回は本校(大日向中学校)がイエナプランに基づき、異年齢の生徒でクラスを編成していることを述べました。では、具体的にどのような学習が行われているのでしょうか。
前回は、本校(大日向中学校)が依拠するイエナプラン教育とはどのような考え方なのかについて述べました。 少し補足しますと、大日向小学校が開校する際に掲げた「大日向に関わる全ての人が目指す6つの姿」は次の通りです。1.自分の特性を活かしながら学ぶ 2.自分自身の学びに責任を持つ 3.年齢も考え方も違う集団の中で協働し、お互いに助け合いながら成長する
前回は、本校(大日向中学校)がイエナプランに基づく教育を実践していることについて述べました。イエナプランはドイツの教育学者ペーター・ペーターセン(1884?1952)が、今から約100年前の1924年にイエナ大学の附属校で実践を始めた教育です。その後、第二次世界大戦や戦後の東ドイツの政策の影響もあり、ドイツではあまり普及しませんでしたが、オランダで60年代以降に注目され、実践が広まりました。
普通の学校にあって本校(大日向中学校)にないものを挙げてみたら、15個ありました。1年間同じ時間割、宿題、定期試験、数字による評価、学年別の教室(クラス)、同一方向を向いた机、教卓、黒板、校長室、「○○先生」という呼称、PTA、全校朝会、校則、制服、部活動です。「これらがなくて学校として大丈夫だろうか」と思う人もいるかもしれませんが、心配ありません。
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