4月の最初の1カ月で、「1年後の学級集団の理想状態(ゴール)」を更新していきます。そして、更新したゴールを教師と子どもたちで共有します。学級集団のゴールを共有していく上で、大切なことがあります。それは、ゴールだけでなく、「行動規範」をも共有することです。
学級開きにおいて子どもたちに必ず伝えてほしいことがあります。それは、「1年後の学級集団の理想状態(ゴール)」です。「どんな学級集団に育ってほしいのか」「一人一人はどのような成長をしてほしいのか」「教師はどんな学級をつくろうとしているのか」をぜひ語ってほしいのです。
最初の1カ月で、子どもの自己評価を高める声掛けをします。そして、子どもの前向きな気持ちを高めていきます。自己評価を高める声掛けをするには、さまざまな準備をしておかなくてはなりません。まずは学級開きまでに、子どもの実態調査を行う必要があります。実態調査が十分でなければ、最初の1カ月で「褒める・認める・励ます」といった声掛けができないこともあるからです。
学級経営が充実すると、自然と問題行動は減っていきます。それどころか、子どもは自らの学びや成長のために、自信を持って行動するようになります。そして、子どもに自立の力や姿勢が育ってくるのです。最初の1カ月で担任が意識したいことは、「子どもの前向きな気持ちを高めること」です。
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