ゲームやスマホは悪ではありません。もはやスマホはインフラ化しています。ということは「いかに排除するか」「制限するか」の戦いには終わりが来ます。現に親が高校卒業までスマホやゲームの時間を制限し、明確に管理していたのに、大学生になってゲーム漬けになってしまうようなケースもたくさんあります。ということは、「いかに共存するか」という路線に行かざるを得ないのが現在の状況です。
最近の子どもたちを取り巻く環境はちょっと変化しています。 ゲーム、スマホなどによる睡眠不足の問題です。子どもの睡眠時間は年々減ってきています。特に日本の子どもの睡眠不足は世界的にも際立っていることは周知の事実です。睡眠が子どもの発達を阻害すること、肥満のリスク、心への影響も分かっています。
大人になってからADHDと診断された女性について、小さい頃を知る周囲の人はこう述べます。 「あの子は勉強もよくできて、学級委員もするようなしっかりした子だったのよ。まさかADHDなんて」 「通知表にも何もそれらしいことが書かれていないし」
小学生の保護者から「うちの子のランドセルの底には、学校からもらったプリントがぐちゃぐちゃになって入っている」なんて相談をよく受けます。私は福岡市在住の臨床心理士で、主にADHDの方の時間管理を専門にしてオンラインカウンセリングを提供しています。上記のような子どものことで、困り果てた保護者から相談を受けることが最近増えているのです。
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