これまでの日本の教育は、教師の指示や定められたルールに従わせることを重視してきました。明治時代以降、日本は欧州やアメリカなどの先進国を手本に国づくりを進め、戦後もアメリカをキャッチアップモデルとして、世界有数の先進国に成長しました。しかし、この成功に安住した結果、日本の教育は社会の変化に対応してきませんでした。
今、学級づくりが難しくなっています。その原因の一つが「GIGAスクール構想」です。この構想では、全ての子どもにタブレット端末を配布し、「個別最適な学び」を目指しています。確かに、端末の配布は子どもたちの学習の個別最適化を進める大きな一歩です。一方で、この変化を厄介なものだと感じている教師も少なくありません。
教師が子どもをコントロールしようとするマインドを手放す――。このことが令和型学級経営において大切です。この重要なヒントが、実は「学級づくりが難しい」と呼ばれる学校にあったのです。
初めまして。奈良市の小学校で教員をしている小野領一です。校区からは薬師寺や興福寺の五重塔が見え、日々歴史や文化を感じています。
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