「子どもがする授業」として、自学・自習に次いで取り組んだのがMP(マイプラン)学習です。一般的には「単元内自由進度学習」と呼ばれています。導入に当たっては自学・自習と同じプロセスを踏み(第3回参照)、まず高学年で試行し、ネーミングも依頼しました。そうして決まったのが「MP学習」でした。
「子どもがする授業」として、まず取り組んだのは自学・自習です。端的に言えば、子どもだけで授業を進める学習です。学習係が発問・指示を出し、板書もします。授業の最後まで教師が介入することはありません。そうして「授業は教師が仕切るもの」という子どもの考えを変えていきます。
学校教育において社会を創る子どもたちを育むこととは、自立した学習者を育むことです。 子どもは元来、みんな有能な学び手です。小さい子どもが試行錯誤を重ねたり周りの人に尋ねたりしながら学び続ける姿を見ていると、それが実感できます。
天童中部小学校での取り組みが注目されるようになり、「何をすればいいのか」「大切なことだとは思うけど、実際にやるのは大変だよね」など、さまざまな方からいろいろな声を掛けていただくようになっています。
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