覚せい剤の闇が文科省にも――。文科省初等中等教育局の参事官補佐が5月28日、覚せい剤取締法違反の容疑で厚労省麻薬取締部に逮捕された。
逮捕されたのは福澤光祐容疑者(44)。職員の覚醒剤所持による逮捕を受け、文科省内に衝撃が走った。関係者によると、省内の福澤容疑者の机からも注射器などが見つかったという。
逮捕を受けて、文科省の生川浩史大臣官房長は「一連の不祥事からの信頼回復に全省をあげて取り組んでいるさなか、文部科学省職員が、覚せい剤取締法違反の容疑で逮捕されたことは、誠に遺憾であります。文部科学省としても、捜査に最大限に協力して、全容の解明を踏まえ厳正に対処してまいります」とのコメントを発表した。
柴山昌彦文科相は29日に、この問題に関して会見を行う予定。
中央省庁職員による覚せい剤の使用を巡っては、経産省でも5月に、製造産業局自動車課の課長補佐が覚せい剤取締法違反などの容疑で逮捕されている。
次期学習指導要領の基本的な考え方について、中教審の教育課程企画特別部会は9月5日、第12回会合を開き、これまでの論点整理の素案を検討した。主体的・対話的で深い学びの実装、多様性の包摂、実現可能性の確保を三位一体で具現化するため、教育課程を柔軟なものにしていく。
次期学習指導要領の基本的な考え方について、中教審の教育課程企画特別部会は9月5日、第12回会合を開き、これまでの論点整理の素案を検討した。主体的・対話的で深い学びの実装、多様性の包摂、実現可能性の確保を三位一体で具現化するため、教育課程を柔軟なものにしていく。
江戸時代の教育学者、細井平洲の言葉に「人の子を教育するは菊好きの菊を作る様にはすまじく、百姓の菜大根を作る様にすべきこと」というものがある。菊好きは、理想的な好みの形を目指して育てる。百姓は形や大きさにかかわらず「おいしくなあれ」と育てる。最近は、自身が「菊好き」なのでは、と悩む先生たちによく出会う。菊好きから百姓への転換の難しさも、非常に多く見聞きする。
伝統的なカトリック系ミッションスクールだった宇都宮海星女子学院中学・高校は、2023年度に星の杜中学・高校として生まれ変わった。世界10都市以上で海外留学を経験できる制度の導入など積極的にグローバル教育に取り組み、入学希望者も年々増加するなど注目を集めている。また、24年度には全国の私立中学・高校12校とコンソーシアムを立ち上げ、国内留学などの連携も始めた。これらの施策を推進する小野田一樹校長に、学校改革の現状や、私学を中心としたこれからの学校教育の在り方などを聞いた。
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