日本英語検定協会が9月8日にコンピューターを使って実施した「英検CBT」2級の検定試験で、52人の受検者がシステム不具合により試験を中断させられていたことが、9月13日までに分かった。同協会は再試験の日程を調整中だとしている。英検CBTは大学入学共通テストで活用される民間検定試験の一つで、全てパソコンで解答させ、4技能を測る。
同協会によると、8日の英検CBT2級検定試験は全国28会場で実施され、1727人が受検。うち東京都や大阪府など7会場でリスニングの試験中、パソコン画面に「システムエラー」の表示が出て、解答できなくなった。
原因について、同協会は「試験前のシステム準備工程でデータを更新する際、過去の受検者のパソコン操作履歴を削除する作業を怠った上、データベースのエラーを見落とし、試験途中で容量オーバーになった」と説明。
中断させられた受検者に対し「多大なるご迷惑をかけたことを深くおわびする」とし、今後はデータ更新時に、ワーニングチェックを二重に行うなどをして再発防止に万全を期すとした。
次期学習指導要領の基本的な考え方について、中教審の教育課程企画特別部会は9月5日、第12回会合を開き、これまでの論点整理の素案を検討した。主体的・対話的で深い学びの実装、多様性の包摂、実現可能性の確保を三位一体で具現化するため、教育課程を柔軟なものにしていく。
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江戸時代の教育学者、細井平洲の言葉に「人の子を教育するは菊好きの菊を作る様にはすまじく、百姓の菜大根を作る様にすべきこと」というものがある。菊好きは、理想的な好みの形を目指して育てる。百姓は形や大きさにかかわらず「おいしくなあれ」と育てる。最近は、自身が「菊好き」なのでは、と悩む先生たちによく出会う。菊好きから百姓への転換の難しさも、非常に多く見聞きする。
伝統的なカトリック系ミッションスクールだった宇都宮海星女子学院中学・高校は、2023年度に星の杜中学・高校として生まれ変わった。世界10都市以上で海外留学を経験できる制度の導入など積極的にグローバル教育に取り組み、入学希望者も年々増加するなど注目を集めている。また、24年度には全国の私立中学・高校12校とコンソーシアムを立ち上げ、国内留学などの連携も始めた。これらの施策を推進する小野田一樹校長に、学校改革の現状や、私学を中心としたこれからの学校教育の在り方などを聞いた。
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