志願者数が定員に満たないにもかかわらず、受験生を不合格にする高校の「定員内不合格」について、参院の文教科学委員会で、れいわ新選組の舩後靖彦議員が「インクルーシブの考えに反している」と問題提起しました。筋萎縮性側索硬化症(ALS)患者でもある舩後議員は、重度の障害がある子供が地域の高校を受験し、その高校では定員が空いていたにもかかわらず不合格になった事例を取り上げ、「ほぼ全入の高校から希望する生徒を排除することは、将来にわたって地域で暮らしていくインクルーシブな社会づくりに反している」と指摘。各都道府県教育委員会などが、こうした「定員内不合格」の取り扱いをしないよう働き掛けていくことを文科省に求めました。文科省の調査によれば、今年度の高校入試で定員内であっても不合格とする可能性があるのは32都道府県、原則として定員内であれば不合格を出さないとしているのは15都道府県あり、住んでいる地域によって対応が異なっています。
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