大学入試センターは6月30日、2021年の大学入学共通テストの実施要項を公表し、高校3年生は当初日程より2週間遅い第2日程も選択可能としました。この第2日程を受験する場合、在学する学校の校長が新型コロナウイルスで学習に遅れが生じていることを承認する必要があります。第2日程の受験は高校3年生だけ認められ、高校既卒者は対象となりません。また、第2日程を選択したものの、何らかの事情により受験できなかったときは、さらに2週間後に特例追試験を受けることになります。この特例追試験は、大学入試センターが15年までに作成していた大学入試センター試験の緊急対応用の問題を、必要に応じて更新して出題するため、共通テストでは70分間の「数学①」が60分となるほか、英語で発音・アクセント・語句整序などを単独で問う問題を出題する(共通テストでは出題なし)、リスニング音声を2回流す(共通テストでは1回)、「理科②」で選択問題が一部で配置される(共通テストでは配置なし)といった出題形式の違いが生じます。また、第1日程と第2日程の間での得点調整は行われません。
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