台風9号による豪雨や暴風に見舞われた地域について、文科省は9月3日午前9時時点の情報をまとめた。それによると、九州の7県で508校が臨時休校、1735校が短縮授業となった。人的被害は報告されていない。物的被害は沖縄県で雨漏り、倒木、防球ネット破損があった。
台風9号の影響で臨時休校が発生しているのは福岡、佐賀、長崎、熊本、大分、宮崎、鹿児島の7県。最も多いのは長崎県で132校にのぼった。短縮授業は福岡県で452校、長崎県で416校など。また熊本県で7校、鹿児島県で3校が避難所となっている。
文科省は2日、東海地方以西の各府県教委に、児童生徒や教職員の安全確保と施設の被害状況の把握、二次災害の防止を要請。
また6日から7日にかけて台風10号が接近・上陸し、広い範囲で甚大な影響を受ける可能性があるとして、気象庁は「記録的な大雨・暴風・高波・高潮となる恐れがあり、最大級の警戒が必要。週末を迎える前に台風への備えを終わらせるように」と警戒を呼び掛けている。
次期学習指導要領の基本的な考え方について、中教審の教育課程企画特別部会は9月5日、第12回会合を開き、これまでの論点整理の素案を検討した。主体的・対話的で深い学びの実装、多様性の包摂、実現可能性の確保を三位一体で具現化するため、教育課程を柔軟なものにしていく。
次期学習指導要領の基本的な考え方について、中教審の教育課程企画特別部会は9月5日、第12回会合を開き、これまでの論点整理の素案を検討した。主体的・対話的で深い学びの実装、多様性の包摂、実現可能性の確保を三位一体で具現化するため、教育課程を柔軟なものにしていく。
江戸時代の教育学者、細井平洲の言葉に「人の子を教育するは菊好きの菊を作る様にはすまじく、百姓の菜大根を作る様にすべきこと」というものがある。菊好きは、理想的な好みの形を目指して育てる。百姓は形や大きさにかかわらず「おいしくなあれ」と育てる。最近は、自身が「菊好き」なのでは、と悩む先生たちによく出会う。菊好きから百姓への転換の難しさも、非常に多く見聞きする。
伝統的なカトリック系ミッションスクールだった宇都宮海星女子学院中学・高校は、2023年度に星の杜中学・高校として生まれ変わった。世界10都市以上で海外留学を経験できる制度の導入など積極的にグローバル教育に取り組み、入学希望者も年々増加するなど注目を集めている。また、24年度には全国の私立中学・高校12校とコンソーシアムを立ち上げ、国内留学などの連携も始めた。これらの施策を推進する小野田一樹校長に、学校改革の現状や、私学を中心としたこれからの学校教育の在り方などを聞いた。
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