原則として教科書はデジタル教科書に移行し、無償化の対象とするのを検討することが、10月2日に行われた萩生田光一文科相、平井卓也デジタル改革相、河野太郎行政改革相の3閣僚会合で話し合われました。デジタル教科書の価格引き下げを図る一方、紙は教材として位置付けることも協議されます。平井担当相は同6日の閣議後会見で、「GIGAスクール構想で1人1台端末が配備されることを前提に、教科書については原則デジタル教科書にすべきではないか。それに伴う現行の教科書制度の見直しを提起した」と説明。見直すべき制度の例として、各教科の授業時数の2分の1未満に設定されているデジタル教科書の使用基準を挙げました。また、デジタル教科書が紙の教科書よりも割高になっている現状について、「このハードルは何とかしなければいけない」と指摘し、デジタル教科書の価格引き下げに取り組む考えを示しました。
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