東京都世田谷区は11月16日、介護施設などで働く人を対象に、社会的なインフラを維持するために同区が実施している新型コロナウイルスのPCR検査(社会的検査)に、区立小中学校の教職員も新たに加えると発表した。
同区では10月以降、感染リスクの高い人が利用する施設でのクラスターを抑止する目的で社会的検査を開始しており、介護事業所や障害者施設の職員をはじめ、児童養護施設や保育所、幼稚園の教職員などを対象としていたが、11月下旬から、新たに区立小中学校に勤務する教職員と、学童クラブなどの職員を追加する。
社会的検査は感染者が発生した施設に対して行う随時検査と、月に1回程度実施する定期検査の2種類があり、感染者が発生した学校や学童クラブの教職員は、濃厚接触者に指定されなくても最優先で随時検査を受けられ、感染発生後の翌月から3カ月間、定期検査の対象となる。
保坂展人(のぶと)区長は同日の記者会見で、「学校関係でも感染事例が出ており、子供の家族内感染や学校の先生の感染がある。学校で子供たちと接触する教員や学童クラブの職員に対して、陽性者が出た場合に、随時検査の対象にしていく」と説明した。
次期学習指導要領の基本的な考え方について、中教審の教育課程企画特別部会は9月5日、第12回会合を開き、これまでの論点整理の素案を検討した。主体的・対話的で深い学びの実装、多様性の包摂、実現可能性の確保を三位一体で具現化するため、教育課程を柔軟なものにしていく。
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江戸時代の教育学者、細井平洲の言葉に「人の子を教育するは菊好きの菊を作る様にはすまじく、百姓の菜大根を作る様にすべきこと」というものがある。菊好きは、理想的な好みの形を目指して育てる。百姓は形や大きさにかかわらず「おいしくなあれ」と育てる。最近は、自身が「菊好き」なのでは、と悩む先生たちによく出会う。菊好きから百姓への転換の難しさも、非常に多く見聞きする。
伝統的なカトリック系ミッションスクールだった宇都宮海星女子学院中学・高校は、2023年度に星の杜中学・高校として生まれ変わった。世界10都市以上で海外留学を経験できる制度の導入など積極的にグローバル教育に取り組み、入学希望者も年々増加するなど注目を集めている。また、24年度には全国の私立中学・高校12校とコンソーシアムを立ち上げ、国内留学などの連携も始めた。これらの施策を推進する小野田一樹校長に、学校改革の現状や、私学を中心としたこれからの学校教育の在り方などを聞いた。
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