新型コロナウイルスの感染拡大の影響で開催可否が協議されていた、全国高校ラグビー大会の開催が12月3日、確定した。全国高等学校体育連盟、大阪府・大阪府教育員会など、主催4団体が同日までに承認した。開会式も含め、全試合が無観客で行われる。
高校ラグビーはボディコンタクトが多く、開催エリアが集中していることなどから、どう感染を予防するかが大きな課題となり、慎重に協議が進められてきた。最終的には、感染症対策は政府や関係自治体の方針を基本とすることで、開催が決定された。
ただし、開催地・大阪での感染拡大が続いていることもあり、▽参加の可否は参加校の自治体の判断に基づき、各学校長の判断で決定する▽緊急事態宣言が発出された際には、開催を別途検討▽感染症対策アドバイザーを準備し、大阪府、東大阪市保健所の確認を得る▽出場校ならびに実行委員会はコロナ感染対策の連絡員を配置し、常時情報共有が図れること――とした。また、関係者の安全を図る運営実施対策も含めた。
同大会は12月27日に開幕し、花園ラグビー場(東大阪市)などで28日、30日、来年1月1日、3日、5日、9日の7日間にわたって行われる。
高校ラグビーの開催決定により、高校サッカー、高校駅伝など、冬の高校スポーツの主要イベントが揃った形になった。
次期学習指導要領の基本的な考え方について、中教審の教育課程企画特別部会は9月5日、第12回会合を開き、これまでの論点整理の素案を検討した。主体的・対話的で深い学びの実装、多様性の包摂、実現可能性の確保を三位一体で具現化するため、教育課程を柔軟なものにしていく。
次期学習指導要領の基本的な考え方について、中教審の教育課程企画特別部会は9月5日、第12回会合を開き、これまでの論点整理の素案を検討した。主体的・対話的で深い学びの実装、多様性の包摂、実現可能性の確保を三位一体で具現化するため、教育課程を柔軟なものにしていく。
江戸時代の教育学者、細井平洲の言葉に「人の子を教育するは菊好きの菊を作る様にはすまじく、百姓の菜大根を作る様にすべきこと」というものがある。菊好きは、理想的な好みの形を目指して育てる。百姓は形や大きさにかかわらず「おいしくなあれ」と育てる。最近は、自身が「菊好き」なのでは、と悩む先生たちによく出会う。菊好きから百姓への転換の難しさも、非常に多く見聞きする。
伝統的なカトリック系ミッションスクールだった宇都宮海星女子学院中学・高校は、2023年度に星の杜中学・高校として生まれ変わった。世界10都市以上で海外留学を経験できる制度の導入など積極的にグローバル教育に取り組み、入学希望者も年々増加するなど注目を集めている。また、24年度には全国の私立中学・高校12校とコンソーシアムを立ち上げ、国内留学などの連携も始めた。これらの施策を推進する小野田一樹校長に、学校改革の現状や、私学を中心としたこれからの学校教育の在り方などを聞いた。
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