国内でも感染者が増加している新型コロナウイルスの変異株について、国立成育医療研究センターは5月7日、子供向けに変異株に関する正しい知識をまとめた解説資料をホームページで公開した。
小児感染症学が専門で、同センター生体防御系内科部感染症科診療部長の宮入烈医師が監修した同資料では、Q&A形式で、変異株の特徴や感染防止対策について図解。漢字には読み仮名が振られるなど、小学校低学年でも理解できるようにしている。
例えば、変異株の子供への感染のしやすさについては、そもそも変異株がそれまでの新型コロナウイルスに比べて1.7倍の感染力があり、子供だけでなく大人も含めてかかりやすいこと、子供が変異株に感染した場合でも、これまでの症状と変わらないとされていることを説明。感染予防は従来と同様に、小まめな手洗いやマスクの着用、密にならないことだと強調している。
資料は国立成育医療研究センターのホームページからダウンロードできる。
次期学習指導要領の基本的な考え方について、中教審の教育課程企画特別部会は9月5日、第12回会合を開き、これまでの論点整理の素案を検討した。主体的・対話的で深い学びの実装、多様性の包摂、実現可能性の確保を三位一体で具現化するため、教育課程を柔軟なものにしていく。
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江戸時代の教育学者、細井平洲の言葉に「人の子を教育するは菊好きの菊を作る様にはすまじく、百姓の菜大根を作る様にすべきこと」というものがある。菊好きは、理想的な好みの形を目指して育てる。百姓は形や大きさにかかわらず「おいしくなあれ」と育てる。最近は、自身が「菊好き」なのでは、と悩む先生たちによく出会う。菊好きから百姓への転換の難しさも、非常に多く見聞きする。
伝統的なカトリック系ミッションスクールだった宇都宮海星女子学院中学・高校は、2023年度に星の杜中学・高校として生まれ変わった。世界10都市以上で海外留学を経験できる制度の導入など積極的にグローバル教育に取り組み、入学希望者も年々増加するなど注目を集めている。また、24年度には全国の私立中学・高校12校とコンソーシアムを立ち上げ、国内留学などの連携も始めた。これらの施策を推進する小野田一樹校長に、学校改革の現状や、私学を中心としたこれからの学校教育の在り方などを聞いた。
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